お知らせ

平成31年 代表理事組合長 新年ごあいさつ

JA大北 代表理事組合長 山田高司
JA大北 代表理事組合長 山田高司

 新年 明けまして おめでとうございます。


 皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。


 日頃から、当JAの事業運営につきましては、格別なるご協力と、ご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。



 本年4月30日には、30年と113日間に亘った「平成」という時代も終わり、新しい年号を迎えることとなります。


 この間、経済は低迷し、依然としてデフレ終息には至らず、また、気候は地球温暖化の影響で毎年のように異常気象が続き、多くの自然災害が発生しました。


 特に昨年は、猛暑、豪雨、台風、更には地震と、自然災害が非常に多い年となり、自然と向き合って共生している農業者の皆様にとって厳しい年となりました。幸い管内においては、大きな被害は発生しなかったものの、収穫期を迎えての天候不良が続き、品質低下など、影響が発生しました。主力農産物である米は作況指数が中信地区で99と、異常気象による作柄の悪化、収穫期の天候不順も相まって、管内でも収穫不足がありましたが、当JAでは、前期並みの米集荷を目指して取り組みをしております。


 米の価格維持については、昨年は、米政策の転換に当たり、米の需給バランスを維持するため、地域農業再生協議会と連携して、米の適正生産数量である目安値での作付けをお願いしたところ、皆様のご協力の下、価格維持が出来、一定の評価がされました。


 本年度も米の適正生産に向け地域全体で取り組むことが重要であり、管内の恵まれた環境の下、JAは農家の高品質な米作りを支援し、農家所得の増大に努めてまいります。


 また、喫緊の課題である園芸作物の振興については、JAでは園芸担当指導員の拠点集約を行い、的確な指導、助言、支援が行われるよう行政と一体となった推進を行うことにより、57haに向けて栽培面積の増加を図りましたが、天候不順で、目標とした農家所得の増大へ結びつけることにはならず、課題を残しました。


 しかし、この様な中でも、主要推進品目のミニトマト、白ネギ、アスパラガスについては、農家の皆様のたゆまぬ努力により猛暑にもかかわらず、生産量は増え、単価高で、生産額は大きく増加し、加えてリンゴは高品質で更にブランド力を高め、今後に力強い期待を持たせてくれました。


 一方、多様な担い手の販売の拠点でもある直売所、中でも「ええっこの里」は、立地から電気自動車急速充電施設、小規模農産物加工施設などを設置し「農業と観光の拠点アグリパーク」として、更に展開をします。


 また、食の一品コンクール100選に選ばれた「米粉うどん」をはじめとした地元農畜産物加工品について、今年は積極的に販売チャネルを利用し、商談会にも参加するなど販路拡大に努めます。


 今後、多様な担い手の農業所得増大に向け、出向く営農指導体制づくりを進め、農家対策支援室では、担い手訪問活動を継続的に行うことで担い手農家のビジョン達成への支援を行いながら、意見・要望を今後の事業運営に反映してまいります。


 この様な中で、JA大北は農家所得向上のため、肥料・農薬をはじめ、農業資材の仕入れ先の選別も含め、安価な農業資材供給と新規栽培者への支援策を継続し、再生産可能な環境整備にも取り組んでまいります。


 また、国民の「食」と「いのち」と「くらし」に広く影響を及ぼす貿易交渉については、日欧EPA交渉の最終合意、環太平洋連携協定(TPP)11の発効、更には米国との二国間による日米物品貿易協定(TAG)交渉の決定など、政府主導による自由貿易交渉が加速する中、JAグループでは、農業の将来に明るい展望が見える対策を要請し、国際貿易交渉では「これ以上の譲歩はしない」という政府姿勢を強く貫くことを要望しております。


 JAを取り巻く環境は、政府の規制改革会議が定めた農協改革集中推進期間が本年5月までであること、9月には公認会計士監査が導入されるなど大きく環境が変化する中、当JAでは現在取り組んでいる長期構想25-30の後期中期計画の総仕上げをおこなうとともに、次期長期構想・3カ年計画の策定に取り組んでおります。


 特に、今年の6月には、急激な人口の減少、高齢化によるJA利用者の減少に伴い、発足以来、地域の拠点となってきた八坂、美麻、中土、北小谷の4支所について総代会の議決を経て支所機能を廃止させて頂くほか、JA機能・施設についても、社会環境の変化に伴い、「守るべきは守り、変えるべきは、変える」の精神に基づき変革をします。


 JA大北は、「農業所得の増大」と「地域の活性化」を自己改革指針として、農業振興を通じた地域のためのJA創り、地域のくらしに役立つ事業体制の構築に努め、「食と農で地域に笑顔をつくります」を基本に、「なくてはならないJAづくり」に、役職員一丸となって邁進します。


 結びに、迎えた本年が、皆様にとって、更に地域にとっても、明るく輝かしい一年でありますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とします。