お知らせ

令和2年 代表理事組合長 新年ごあいさつ

JA大北 代表理事組合長 山田高司
JA大北 代表理事組合長 山田高司

 新年 明けまして おめでとうございます。



 皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。



 日頃から、当JAの事業運営につきましては、格別なるご協力と、ご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。



 昨年は台風が相次ぎ、特に19号は千曲川を氾濫させ、県内では、東北信地域の被害は想像を絶するものとなりました。被災者の皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復興を願っております。



 このような中、当管内は、「梅雨寒」が長引き、梅雨明け後は、再び猛暑の夏となりましたが、農作物への影響はお陰様で一部の台風被害に留まりました。



 当地区主力農産物の米は、作況指数が全国99、中信地区100と平年並みの作柄となりましたが、反面で、カメムシ・赤米の影響が管内各地で見られました。当JAとしても、今後の米作りの大きな課題として、解決に向けて、引き続き取り組んでまいります。米価については、令和元年産米の概算金は据え置きとさせて頂きましたが、米政策が変わり2年目を迎えた昨年は、目安値も奏功し適正数量生産が見込まれ、価格が堅調に推移する中、全農と共に有利販売に取り組み、農業所得の向上に努めています。



 園芸作物の振興については、白ネギをはじめとした野菜の作付面積拡大、業務用野菜についても契約栽培により安定的な農家所得の確保に努めております。



 米とともにもう一つの柱であるリンゴ(果樹栽培)は、春先の凍害がありましたが、農家の熱意により順調に生育され、高いブランド力を維持しております。今後も園芸栽培面積60ヘクタールの確保に向け取り組み強化をします。



 また、生産者・消費者の交流拠点である農産物直売所、その中でも「ええっこの里」では、立地条件から「農業と観光の拠点アグリパーク」として、電気自動車急速充電施設、小規模農産物加工施設を設置し、販売力の強化を図っております。隣接するモデル圃場では、体験農場としての活用を引き続き進め、昨年4月に設立した「農ある暮らしサポート直売所」のひとつとして、行政と連携し、新規就農者や女性農業者等への相談会や研修会の開催など、農業振興を進めてまいりました。



 一方、いまだに鎮静化の兆しが見えない豚コレラ問題については、行政指導のもと、万全の防疫体制を取り、「はくばアルプス農場」では、すべての豚にワクチン接種を行うなど感染対策と食の安全、安心に努めています。



 JAを取り巻く環境は、政府の規制改革会議が定めた農協改革集中推進期間が昨年5月に一区切りとなり、この間、農業所得の増大に向け、肥料の価格の引き下げ、園芸作物の苗代助成、共同利用機械の購入を行い、また財務諸表の信頼性では、公認会計士監査の導入など、信頼性向上に向け、自己改革を進めて来ました。



 時代の変化が大きくなるなかで、昨年5月にはJA創立以来地域に親しまれ、拠点であった八坂、美麻、中土、北小谷の4支所を廃止し、当該地域では、移動金融店舗車による巡回をはじめるなど新たな取り組みを開始しております。



 そして、現在進めている2019-2021長期構想の重要な取り組みとして、更なる自己改革、JAの事業、施設再編等については、「農業・農村・農協の持続的な発展」のため、地域性と効率性、新たな時代背景を踏まえ検討をし、近くその案をお示ししてまいります。



 JA大北では、「農業所得の増大」と「地域の活性化」を自己改革の柱に、農業振興を通じて地域のためのJA創り、地域のくらしに役立つ事業体制の構築に努め、「食と農で地域に笑顔をつくります」を基本に、「なくてはならないJAづくり」に向けて、役職員一丸となって邁進します。



 結びに、迎えた本年が、皆様・地域にとって、明るく輝かしい一年でありますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とします。