お知らせ

令和5年 代表理事組合長年頭あいさつ

代表理事組合長 武井宏文
代表理事組合長 武井宏文

新年明けましておめでとうございます。
 みなさまには、輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。


 日頃から、当JAの事業運営につきましては、格別なるご協力とご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 
 昨年は、秋ごろからのコロナ感染症の第8波で県内では感染者が多く発生、当JA役職員にも多くの感染者が発生し組合員・ご利用者の皆様にご迷惑をおかけしたことに対し心よりお詫びを申し上げます。


 そのような状況下、昨年は経済優先の政府の施策で、観光客も回復傾向にあり、JAの各事業の実績も前年度を上回る部門が多くなってきました。しかしながら、コロナ禍およびウクライナ情勢、円安から物価上昇が続いており、燃油関係・農業資材・飼料の高騰が農業経営に大きな影響を及ぼしております。その中で肥料については国・県・行政からの助成が決定されています。また、JAグループとしましても、肥料・農薬・資材の高騰により農業経営継続の危機的な状況を踏まえ、ご利用者に対し、農業資材高騰対策を行うこととしております。詳細につきましては、決定次第ご案内してまいります。


 また、体験型修学旅行等の学校旅行は、今年度に予定されていたものがすべて実施され、3年ぶりに白馬村を中心に北部地域の観光施設等が学生たちでにぎわいました。9月以降も受け入れが実施され、来年度以降に向けての準備が進んでおります。


 そうした中、全国的には7月中旬から北海道・東北・北陸地方で集中豪雨があり農地の冠水等で農業作物の被害が発生しました。当地区でも5月25日に東山地区に降雹があり果樹・野菜を中心に被害が出ました。被害にあわれた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。


 主要作物の水稲におきましては、5月初めに弱い霜があり、また、6月下旬から7月上旬には30度を超える猛暑となりましたが、生育は順調に進みました。しかしながら収穫時期に天候不順が続き、作況は98でやや不良となるなか、年末時点での集荷数量は(16万8千俵)となりました。


 米の販売状況は、令和4年産の主食用米生産量675万トンを加味すると令和5年6月末民間流通在庫は約200万トンと推定されます。また新型コロナの影響による外食・中食産業の需要も移動制限の解除により需要も回復傾向にはありますが、コロナ禍前の状況にはまだまだ時間がかかる状況下にあります。このような米の情勢ではありましたが、令和4年産米の概算金につきましては、前年を上回る金額にすることといたしました。今後も、JA大北では、直売米等の有利販売の強化に力を注いでまいります。また、令和5年産の作付け目安値につきましては、需要が遅れているため厳しい環境下にありますが、県・各地区の農業再生協議会での検討を踏まえ確定してまいります。詳細が確定次第、周知をしてまいりますのでお願い致します。


 一方、園芸振興に関しましては「JA大北農業構造改革を進める会」の振興品目である生食用葡萄のモデル圃場を設置し、学習会を開催し今後は産地化に向けた検討をするとともに、この地域に適したリンゴの新植・改植、また、規模拡大している白ネギ、アスパラガス、加工トマトなど更なる作付けに向けた取り組みを行ってまいります。


 また、新規園芸作物の苗代・資材代等の助成も引き続き実施するなど、新たな長期構想2022~20243カ年計画に基づき、効率性と時代背景を踏まえた施策に取り組んでまいります。


 JA自己改革では、昨年6月に金融店舗再編を実施し、社支所につきましては合併以来地域の拠り所として営業してまいりましたが閉店とさせていただきました。また、池田・ときわ・神城・平支所につきましては、貯金業務を主体とした事業所として再編をさせて頂きました。あわせて「組合員応援事業」につきましても、さらに周知徹底をする中で多くの組合員の皆様へメリットが行きわたるよう努めてまいります。施設再編のなか、組合員・ご利用者様にはご迷惑をかけることもあるかと思いますが、より一層、役職員一丸となり3カ年計画に基づき事業を進めてまいりますので、変わらぬご支援・ご利用をお願い申し上げます。
 
 農業・農村・JAを取り巻く環境は依然厳しい状況にありますが、この逆境を力に変え、JA大北自己改革をさらに進めるとともに、「地域に愛され信頼され役に立つJA」創りに取り組んでまいります。
 
 結びに、コロナの鎮静化による通常の生活が取り戻せること、ならびに迎えた本年が皆様にとって明るく輝かしい年でありますことをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせて頂きます。


 本年も宜しくお願い申し上げます。


JA大北 代表理事組合長 武井宏文